その白いやさしい街から・・・

さて、ARIAは今回で最終回です。
個人的な期待は見事に裏切られ、今週も完全オリジナルシナリオはなりませんでした。
今週は原作 VOYAGE.8 Navigation27 スノーホワイト からです。


前半は雑味なしほとんど原作どおり。
中盤はアレンジ、追加編。
後半はまた、原作をアレンジ。
ED&終盤では、ARIA the NATURALの締めくくり。
という構成でした。


今回は遂にコンテ製作に、佐藤順一さんが登場。
やっぱりこの方はARIAの魅力をわかってらっしゃる。素晴らしい構成でした。
こういう回を待ってました!
それに今回は絵も綺麗です。
これこそが自分の待ってたアニメARIAですね。
前回までと今回とでは見ごたえが比較になりません。
あとは、スノーホワイトという原作そのものも、ARIAの世界を良く表してる作品であるのも今回の良さの要素のひとつかなぁと思います。


原作では、つくったっきり放置された灯里の身長並みの雪だまでしたが、アニメでは晴れて3段重ねの雪ダルマになることが出来ました。


今回のナイスな台詞は
「ありがとう、私と出会ってくれて。」
という灯里の一言ですかね。印象ばっちりでしたし、とっても恥ずかしいですね。


EDのところでは、今までのネオ・ヴェネチアの素敵な人々と、灯里の思い出の場所を順繰り。
絵が綺麗だったし。キャラクターの台詞もよかったです。
特に、アテナがアリスを「行き先は内緒、でも素敵なところへのピクニック*1」へ誘ったのも印象的でした。ちゃんと毎日が前に進んでるんだなぁという感じ。


締めくくりは
「灯里ちゃんももうすぐ妖精さんに(なれるよ)」というアリシアの台詞。
灯里がプリマに。なる日は来ますかねぇ。


音楽に関しては

OPはユーフォリア〜弾き語りver〜
挿入歌はウンディーネ〜弾き語りver〜
EDはRainbow

EDはフルサイズでした。

そして締めくくり、最後のBGMは「そして舟は行く」。
今日の為につけられたタイトルだったようですね。

あと、やっぱりARIAの歌付き楽曲はウンディーネとRainbowに限るなぁという感じでしたね。
個人的には最終回で「AQUA」が流れなかったのはちょっと寂しいですが、まぁ、話の内容がないようなので、しょうがないですかね。

*1:AQUA1巻を読んでいただければ分かります。